2023/03/22更新しました。
写真はわが家の狭いリビングルームです。
散らかりがちなガラクタを片づけて、娘の家族を迎えたい。
そう思うのですが、リバウンドしやすいのが私の悩み。
そんなときに『幸せをつくる整理術「ガラクタのない家」を読みました。シンプリストで、整理収納アドバイザー井田典子さんの本です。
年末の片づけに役立つ本を紹介します。
スポンサーリンク
ガラクタを減らそう
- 片づかないのは、心の中が片づかないから
- 片づけに追われるのでなく、まずは自分を認めましょう
そう提唱する井田典子さんは、1960年生まれ。
3人のお子さんを育てあげ、いまは2世帯住居に娘さん夫婦と暮らしていることを、『幸せをつくる整理術「ガラクタのない家」』の本で明かしています。
築25年の中古物件を購入して、暮しやすくするためにリノベーションした様子が、カラー写真で掲載されている本。
自分の現実をまっすぐに見つめて、驚き呆れることも大切で、出発点だそうです。
ガラクタを減らすコツも、載っていますよ。
使いたいモノを選ぶ
本の表紙の見返しに、こうありました。
家の中にガラクタとなるものをできるだけ置かない、買わない、もらわない。
その決心ひとつが暮らしを変えます。
目に入るガラクタをなくすことで、頭のガラクタも、心のガラクタも減らせるのではないでしょうか。
家を清らかにすることは、幸せをつくる方法のひとつではないかと思っています。
参照元:『幸せをつくる整理術 ガラクタのない家 』の本
独り暮らしだと、どんどん捨てても誰にも文句をいわれませんが、家族がいるとやはり、それなりにモノが溜まっていく。
その選別をどうするか。
井田典子さんは「だわへし」を提唱しています。
だ→出す
わ→分ける
へ→減らす
し→仕舞う
出して要るか、要らないかを分けるときは、使いたい物だけに絞ることを勧めています。
意外と、同じものを何個も持っている方が多いとのこと。
ユーチューブでも、「だわへし」のコツを紹介。
さて、井田典子さんは23歳で結婚し、まもなく全国友の会「(婦人乃友」の読者の会)で家事や家計の勉強をしたそうです。
婦人之友は、本屋さんで見かけますが、私は手に取ったことがありませんでした。
羽仁もと子の教え
婦人之友は1903年、じつに117年も前に始まった主婦雑誌の草分け。
婦人之友社から、いまも発刊されています。
創業者は羽仁もと子と吉一夫妻。
羽仁もと子は1873年生まれの日本で最初の女性ジャーナリスト。
1957年に没するまで、家庭生活について婦人之友に寄稿し続けたのです。
『幸せをつくる整理術「ガラクタのない家」』には、羽仁もと子の言葉も掲載。
それを読むと、明治のころも、とっ散らかった家はあったようです。
不自由をするたびに、あれもなくてはこれもなくては思うものだが、そういう気持ちで買いたしていくと、例のガラクタばかりふえるから、一度くらいは不自由な目をしたものはまずこらえて、買わずにおく。
参照元:ガラクタのない家88ページ
つまり、不自由だと思っても、すぐに買わずに工夫してみなさいということ!
私はきのう、しまむらや100円ショップで、孫娘の手袋や東京から帰省する娘夫婦のために厚手の靴下を買いそろえました。
北国とはいえ、暖房をつけるので 、必要でないかもしれません。
100円ショップで買った物は、ガラクタになりやすいので、反省(-_-;)
私は安物買いの銭失くしを、しがちな主婦です。
生前整理
そんなわたしですが、3年前からモノを処分してきました。
子どもたちの学習机やアップライトピアノ、子どものベッド1台、そしてビデオデッキがないため私の結婚式のビデオも捨てたのです。
捨てても、後悔はありません。
私は本の著者の井田典子さんより3つ下ですが、生前整理を意識しているんですね。
娘ふたりが長男と結婚し、故郷を離れているため、いつかは家じまいをしないといけませんから。
井田典子さんは、自分が何をいくつ持っているのか、具体的な数字にしてみることを、提案しています。
井田さんはご自分と夫が暮らす住居スペースには2772個があると、本のなかに書いてました。
わが家は、まだまだ減らせそうです。
下のユーチューブは『幸せをつくる整理術「ガラクタのない家」』の出版に際してのラジオ番組・収録のようす。
若々しい井田さんは、59歳に見えないですね。
あさイチにも登場しました。
まとめ
ガラクタのない家の本を読んだので、感想をお伝えしました。
他人の家を片づけるのが大好きという井田典子さんが著者です。
整理収納アドバイザーとして、活躍のアラ還。
「インスタなどでとても片づいてキレイな部屋づくりを見ても、落ち込むことはありません。それぞれのペースで、家を清らかにしましょう」という言葉に、救われる思いがします。
スポンサーリンク