小麦の価格が上昇して、パン屋さんが悲鳴を上げているそうです。
値上げ分を価格に反映しにくいのでしょう。
この春の値上げラッシュは、育ち盛りのお子さんがいるご家庭はもちろん、全世帯を直撃。
家計防衛について考えます。
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値上げの春
ブルドッグソース中濃ソースや、イカリウスターソースなどが、6月1日出荷分から値上げされます。
上昇率は3~8パーセント。
野菜や果実の価格高騰にくわえて、包装資材や燃料費が上昇していることが要因です。
この包装資材が原油から作られているので、食品のほか、化粧品なども上がりそう。
また、小麦はこの1年間で39.7パーセントも値上げ。
ロシアとウクライナの戦争による影響とともに、北米の干ばつによる小麦の不作も原因です。
北米は地下水が枯渇しているとのコラムがあり、すぐには解消しないかもしれません。
買いだめリスク
ティシュペーパーやトイレットペーパーを買いだめし過ぎると、家の空間を圧迫されます。
私は2月初めにトイレットペーパーを買い込んで、棚には入りきらず、廊下にも置いてしまいました。
買いだめリスクには注意したいですね。
ところで紙類は品質の劣化がないけれど、意外と賞味期限が短いのがカップ麺です。
「油で揚げているカップ麺の賞味期限は意外と短く、買いだめするには注意が必要です。
一方、4月に値上がりするボンカレーなどのレトルト食品は、備蓄のためのローリングストック(買い足し方式)が目的なら買い置きも結構でしょう。
賞味期限がもっと長いサバ缶などの缶詰は、特にお勧めです。
4月から日本製紙クレシアの『スコッティ』『クリネックス』が1割以上値上がりしますので、収納スペースの状況にもよりますが、これも買い置きが効果的です。
【節約】「春の値上げラッシュ」家計直撃!専門家が指南する買いだめしていいもの、悪いもの【商品一覧表付】|日刊ゲンダイDIGITAL
春の値上げは家計に大きなダメージを与えるでしょう。
ますます価格上昇
船のコンテナがコロナ禍で立ち往生したり、海外工場が操業停止などの影響が出ています。
とくに半導体不足!
トヨタは半導体不足のため、4月の世界生産台数が75万台ほどになると下方修正しました。
半導体の不足は、2022年は解消されない見込み。
ゲーム機やパソコン、家電にも必要な半導体。
なので、中古車は20パーセントも上がっています。
中古車の平均取引価格 半導体不足で初の100万円超(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
さらに円安なので、値上がりはこれからも続く。
アルミやステンレスも高騰し、金も高値です。
これからは持っている物を大切に長く使うことが、家計防衛につながるでしょう。
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計画的な買い物
サラリーマン家庭は、お給料が上がりそうです。
労使交渉で一人平均1万7千円以上のベースアップもあるとか。
物価が上がっているので、計画的な買い物が家計運営のコツですね。
本当に必要なものか、よく考えて購入したい。
便利さを求めると、生活コストは高くなる。
家電量販店で新商品に、あまり目を奪われないようにしましょう。
キリがありません(T_T)
買わないチャレンジ
GOTO事業も4月になれば再開しそうな雰囲気です。
先日の地震で東北新幹線は、仙台ー東京間が不通となっていますが、飛行機なら行き来できます。
でも、わが家は値上げラッシュで生活するのが精一杯。
旅行は当分、できそうにありません。
これまでお金がかかるレジャーの過ごし方を見直していましたが、より一層の努力が必要に。
春にハイキングがてら、ワラビ摘みがレジャーです。
お金をささやかに貯めても、インフレになれば元の木阿弥(T_T)
投資は値下がりすれば眠れなくなりそうで、手を出せないわが家。
それでも、あまり心配しすぎないで、貯筋と貯骨に励んで、健康第一で過ごそうと思います。
服は、買わないチャレンジがしやすい分野です。
理由はすでにたくさんクローゼットにあるから。
食費はお庭で家庭菜園ができれば、家計の足しになるでしょう。
私もがんばろうと思います。
まとめ
春の値上げラッシュは、育ち盛りのお子さんがいる家庭はもちろん、全世帯を直撃するでしょう。
アメリカとロシアの対立や、先行きが不透明なため資源の調達がむずかしいのが原因。
家計防衛のために、ライフスタイルの見直しを迫られているので、お伝えしました。
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