2021/02/28更新しました。
あなたは富裕層ですか?
山田真貴子内閣広報官が、東北新社から7万円の接待を受けたことが問題視されています。
内閣広報官の月給は117万円。
ボーナス込みの年収は2千万円という記事を読んで、ため息が出ました。
夫も高級官僚とのことで、夫婦共働きのパワーカップル。
世帯年収は約4千万円でしょうか。
広がる格差についてお伝えします。
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公務員倫理規定とは?
山田真貴子広報官は1960年、東京都生まれ。
早稲田大学を卒業後に、郵政省に採用されました。
いま、問題になっているのは総務省の官僚だったときに、東北新社から7万円のディナーをご馳走になったこと。
公務員は業者から、食事を奢られたり、金品をプレゼントされたりするのはNG。
公務員倫理規定があるのですね。
けっこう厳しい。
倫理規程では、国家公務員が、許認可等の相手方、補助金等の交付を受ける者など、国家公務員の職務と利害関係を有する者(利害関係者)から金銭・物品の贈与や接待を受けたりすることなどを禁止しているほか、割り勘の場合でも利害関係者と共にゴルフや旅行などを行うことを禁止しています。
また、国の補助金や経費で作成される書籍等、国が作成数の過半数を買い入れる書籍等について、国家公務員が監修料等を受領することも禁止しています。
利害関係者から、公務員たる者は贈り物やお金を受け取ってはいけないことが、日本の法律で定められている。
中国などでは役人への賄賂は公然の秘密ですが、日本では禁止されているのです。
山田真貴子内閣広報官は、月額給与が117万円5千円。
給与10分の2の3カ月分を、一括で自主返納しました。
一方、管首相の長男 正剛氏は、懲戒免職処分。
東北新社は社長が退任です。
ご長男、勤め先を失い、たいへんじゃないですか(>o<)
夫は総務省の局長
山田真貴子広報官のご主人は、吉田博史総務省・情報流通行政局長。
4歳年下です。
国会の場で、助け船を出しました。
余談ですが、2人の間には息子さんがいらっしゃるそうです。
学生向けのメッセージに、「飲み会には必ず参加し、断らない女として仕事をしてきました」と語った山田広報官です。
家庭があることに、私はまず驚きました。
ご主人の理解がなければ、激務も飲み会もこなせませんね。
山田氏は1984年に旧郵政省(現総務省)に入省。情報通信分野が長く、13年11月には安倍晋三首相(当時)の首相秘書官にも女性として初めて起用された。その後、総務省官房長、情報流通行政局長などを経て、19年7月から20年7月まで総務審議官を務めており、この間に東北新社側と会食していた。
菅首相長男側の接待、山田真貴子広報官に7万円超 総務審議官時
東京都世田谷区のご出身の山田氏は、ご実家の助力があり、激務のなか子育てをなさったのかもしれません。
情報通信分野のエキスパートなのでしょう。
叩きやすい女性官僚
野党は辞任を求めています。
7万円をごちそうしてもらい、年収2千万円がふいになるとしたら、厳しい。
でも、もし広報官をおやめになっても60歳まで勤めたので、悠々自適ではないでしょうか。
ところで、山田広報官が叩かれる場面に、ふと私は村木厚子さんを思い出しました。
冤罪なのに、逮捕起訴された厚生労働省の官僚だった村木さん。
なんと検察側が文書を偽装してまで、有罪に持ち込もうとしたことが判明。
村木厚子さんのときはマスコミの報道が過熱しました。
村木さんはご主人も官僚です。
加熱する報道に、敏腕な弁護士 に相談していたことが結果的に、功を奏したかもしれません。
無罪が確定。
それにしても1年以上の獄中生活でした。
繰り返しますが、冤罪です。
女性の高級官僚は、叩きやすいのでしょう。
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年収4千万円世帯
他人様の家計をさぐるなんて、ゲスの極み。
そう思いつつ、夫婦で4千万の世帯年収というカップルが世の中にはいることに、ため息です。
お金はある所にはある。
民間だと南場智子さんも、敏腕な事で知られています。
会社経営をしている南場智子さんは、経済連の副会長になることが決まりました。
DeNAの創業者です。
実は貯め代、5年くらい前にキューレーションまとめ記事を書いて、家計の赤字を埋めようとしたことがありました。
そのまとめ記事はDeNAが親会社でしたから、騒動のときは 南場智子さんも謝罪会見の場に同席していたことを記憶しています。
ウエブライターを3カ月がんばったけれど、3カ月で5万円を得るのがやっと(>o<)
お金を稼ぐって大変なんですよ、能力のない私は特に。
ところで、年収850万円以上は高所得者と言われています。
富裕層は純金融資産が1億円以上ある人。
日本で、年収ベース1千万円以上の人は、人口の5パーセント。
手取りで1千万円という人は、さらに少なくなります。
キャリア官僚を夫婦でとなると、激務なので相当にタフでないと務まらないし、能力の高さが求められるのでしょう。
- 日本国内の富裕層は約80万人
- 貧困層は2000万人
格差社会の日本です。
富裕層の暮らしとは
コロナ禍の前だと、クルーズ船で世界一周旅行は富裕層のイメージがありました。
- 高級外車を何台も所有している
- クルーズ船を所有
- 国内外に別荘を所有
- 投資用のマンションや貸家を持っている
- 子どもは海外留学
- 子どもがイギリスやアメリカの大学で学んでいる
- 家事は外注
- 住み込みの家政婦さんを雇っている
以上は、私のイメージです。
本当のお金持ちは実は、シンプルな暮らしをしているかもしれません。
片づけで、世界的に大成功のこんまりさんも、富裕層に違いない。
80代で警備員
一方で、80代になっても警備員として、働かざる得ないという人の記事を読みました。
- 若い頃は羽振りが良かったけれど、ギャンブルにハマり、年金が少ない
- 人の保証人になり、財産を失った
夜勤で働いて、1万円の日銭です。
80代で警備員をなさっていた男性は、家族のために働いていました。
雨の日も風の日も、交通の誘導をする過酷な仕事。
そうして考えると、7万円のディナーはお高い。
「ごっつぁんです」と奢られるのが当たり前の人もいれば、老いの身にむち打つように働かざる得ない人も……。
世の中は確実に、格差社会が進行中。
上級国民と下級国民は、私にとって悲しい現実です。
まとめ
自主返納の女性キャリア官僚は、夫も総務省の官僚というパワーカップルです。
世帯年収はおよそ4千万円ですから、戸建てでもマンションでもキャッシュで払えそう。
一方、夜間の警備員バイトで働く高齢者が、少なからずいます。
格差社会により、上級国民と下級国民が分断となれば、アメリカのように荒んだ社会になるかもしれないので、用心したいですね。
夢の富裕層は、夢のままで終わる貯め代がお伝えしました。
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