2022/05/20更新しました。
ソロ活といえば、「ひとりキャンプ」や「ひとり焼き肉」「ひとりカラオケ」など、ひとりを楽しむ活動です。
そんなソロ活女子が話題ですが、私の知人59歳はご主人を半年前に亡くされ、強制的にひとり暮らしとなりました。
彼女と久しぶりに会い、50代ソロ活の大切さについて感じたことをお伝えします。
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夫が突然の病に
知人は、バイタリティがある59歳の元主婦。
10歳年上のご主人が若年性認知症であることがわかったとき、彼女は40代後半。
ご主人は50代半ばで仕事を引退せざる得なくなります。
闘病期間は10年に及び、知人は働き家計を支えながら、ご主人を介護されました。
息子さんふたりは成人し、働いています。
40代半ばの妻が病に倒れた夫を介護するのですから、悲劇であり、たいへんなことです。
でも、彼女はへこたれず、不平・不満もめったに言いませんでした。
カレー鍋のお玉で、夫婦ゲンカをする わが家とは正反対(@@;)
家族葬
知人のご主人は徐々に体も弱くなって肺炎を併発し、ご逝去されました。
コロナ禍ですから、新聞のお悔やみ覧に載せず、家族葬。
「家が狭いから、仏さまになった主人を病院からまっすぐ葬祭ホールに連れて行って、私たちもそこで寝泊まりしたの。
24時間、お風呂に入れて、真冬でも館内は温かいし、よかったと思う」
そう知人は話します。
雪国なので、一般住宅は寒い。
葬祭ホールに宿泊施設もあると便利とのこと。
withコロナ以降も、葬祭は縮小の傾向が続くかもしれません。
葬祭の料金
葬祭ホールでの宿泊の料金、祭壇や棺桶・帷子(かたびら)、香典返しなどを入れて、およそ100万円かかったそうです。
「仏様に着せる帷子には、ランクがあって、私は1番安くていいと考えたけれど、ペラッペラなの。肌が透けて見えるほどだから、少しランクを上げたよ」
「仏壇店にあった家具職人が作った仏壇が気に入ったから、それは20万円よ」
仏壇は、木の材質によって価格が違うそうです。
そのほか、お寺さんに支払い、しめて150万円ほど。
お墓は、先祖代々のところに納骨も済ませたそう。
「通夜ぶるまいは、コロナ禍で一切なし。あっさりした葬儀だったの」と、知人。
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ソロ活
知人の息子さんは結婚してからも、同じ町に住んでいるので、なにかと母親を気遣ってくれるそうです。
「でもね、戸建てに一人住まいだから、寂しいときもある。
主人は病気で、入院や療養施設に入っていた期間が長いから、いまも施設にいるような気がする」
知人は寂しげに話します。
まだ、一人を楽しめるような心境ではないようでした。
保険金は下りてきて、今後の生活に不安はないそうです。
一人で生きる
私は先日、30代の娘たちと、ささいなことからケンカをしてしまいました。
最小限のことしか、話さなくなった娘たち。
黙って、見守るしかありません(>o<)
夫婦で暮らしていても、いつかお別れの時が来る。
私は、ひとりになる覚悟が必要かも。
もっとも夫の方が長生きの家系ですから、私が先にあの世に行く可能性は充分、考えられます。
夫婦ともに、一人でも生きていける暮らしの智恵は必要。
ソロ活は50代以降 、重要となる気がします!
ソロ活レッスン
一人でも落ち込まずに、楽しく過ごす。
それがソロ活の極意と言えそう。
- ひとりでカフェを楽しむ
- ひとりで筋トレ
- ひとりヨガ
- ブロガーになって、おひとり様の毎日を綴る
シンプルに暮らすシングル女性が、増えています!
キリスト教徒のミツコさんは、月7万円の年金でやりくり。
賃貸のお部屋に暮らしています。
小笠原洋子さんは、フリーで働いていた期間があるせいか、年金はさらに少ない。
自営業者の妻である私も、年金は微々たるもの(@@;)
でも、めげずに生きていきたい。
シングル女性の老後 は、おしなべて男性のおひとり様よりも、年金は少なめ。
暮らし上手な女性ですから、前向きに考えましょう。
まとめ
配偶者が亡くなると、泣き暮らして一気に老け込む方がいます。
黒のワンピースを着ていた知人は、相変わらず色白で美しい。
ご主人が長く闘病なさっていたので、覚悟をされていたのかもしれません。
人生は山あり、谷あり。
50代ソロ活の大切さについて、お伝えしました。
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