家にある着ない服を手に取って、「要るか、要らないか」と選ぶうちに、私は物欲が失せてきました。
手に入れたときに感じた「ときめき」は一週間後には色褪せて、クローゼットの中へ突っ込んだままになっていた、そんな服を何度も発見したからです。
着ない服を処分すると、これからはムダな買い物をやめようと強く思います。
捨て活が物欲を制することについて、お伝えします。
衣類のリサイクル
きょう私は、何も買わない無買デーに決めて、服を捨てることに集中しました。
食材の買い出しもしません。
衣類のリサイクル回収を町会で実施しているので、袋に詰めて出す準備。
衣服とともに、古いシーツやタオルも回収しています。
ところで、衣類をリサイクルに出すときは、雨で濡れないように袋の口をしっかり閉じましょう。
濡れたり汚れたりした衣類が混じっていると、カビ等が発生してリサイクルができません。
日本からの古着は、アフリカをふくめた海外へ運ばれ、一般の人々に再利用されるんですね。
前にテレビで放送されましたが、古着を扱う現地アフリカの業者さんは、活気づいていましたよ。
たくさんのお客さんが群がって争奪戦みたいになっていたのです。
さて、クローゼットを開けて衣類を片づけるコツは、まず着るか、着ないかの見極めから。
それから、メリカリなどフリマアプリで売れるか、考えるというところでしょうか。
処分した服
わが家の着古しは、フリマアプリでは売れないでしょう。
処分したのは、まず娘の服。
娘が実家に残していたのですが、自分のものではないだけに捨てにくかった。
しかし、この服の持ち主である次女は一児の母ですから、もう着ないだろうと処分することに。
ちょっと話がそれますが、 孫は1歳半です。
かわいいけれど、お金がかかるのはたしかですね。
孫貧乏の記事は、今年けっこうアクセスがありました。
ぶじに成長しているので、うれしくてつい、プレゼントするんですよ。
お雛人形とジャングルジムを贈りました。
孫が喜ぶ顔を思い浮かべるだけで、幸せな気持ちになれますから、出費も痛くないんですね。
話を服の手放しにもどしますね。
今回は古い帯もリサイクル回収に出しました。
着物が好きで、親戚から集めたり、リサイクル店から買ったり。
でも、活用できないモノはどんどん手放すことにします。
5年も着ていないジャケット
写真はメンズ物のようにみえるかもしれませんが、私のジャケットです。
20年前に購入したスーツでした。
スカートはサイズアウトしたため、とっくに処分しましたが、ジャケット単体で着られるかと、保管していたんです。
ただ肩パッドがいかついので、5年以上着ていません。
これもリサイクル回収に出そう。
スポンサーリンク
あふれた服は手放そう
日本海側に住んでいると、冬は外干しができません。
廊下の天井近くにバーを渡して中干しをするのですが、乾いて取り込むと、つい棚に置きっぱなし。
畳むがおろそかになってしまうのは、家事をひとりで担っているせいもあります。
- 服を減らせば管理しやすくなる。
- 着心地の悪い服を捨てる
- 無くても困らない服も捨てる
厳選したいですね。
タンスやクローゼットの収納から 、一枚でもあふれ出したら黄色信号です。
あふれそうになる前に、手放すのが正解。
ゴミ屋敷は身近な問題で、老いや病気がきっかけで、誰にでも起こり得ることです。
捨てないのは冬のコート
一方で捨てられない衣類もあります。
オーソドックスな黒のコートは、もう10年以上の付き合い。
冠婚葬祭の礼服の上に羽織ることもあるので、毎年着ていました。
カシミアに手が出なくて、アンゴラ毛のコートですが、肌触りが柔らかく、着やすい。
このコートは春先にクリ-ニング店に出しています。
ダウンコートは自分で手洗いしていますが、このアンゴラのコートは型崩れがいやなのでプロに任せています。
ところで、 捨て活をやり過ぎて、冬に着るモノがないというケースをネットで見ました。
私が暮らすのは雪国のため、コート類は手放せません。
今年の流行は、一枚もののウールコート。
裏地がないので、軽くてスッキリ見えるそうです。
自分へのクリスマスプレゼントにしたい。
新作コートを見ていると、そんな気持ちにもなりますね。
クローゼットと相談しながら、必要なものを吟味しましょう。
ミニマリストは黒やグレー、あるいは白で統一されていますが、私のクローゼットは色物が混じります。
服の着こなしを工夫して、あまり地味になりすぎずに、おしゃれを楽しもうと思います。
スポンサーリンク
もっと捨てろ
今回、集中して捨て活をしたわりに、リサイクルに出したのは前回より少な目。
うーん、外は吹雪のせいか、保温効果のある服は春まで保留に。
きっと、娘が見たら「もっと捨てろ」と言うに違いありません。
娘の目からすると、 親のモノは価値なし、ぜんぶゴミ同然ですから。
これからもコツコツと自分で納得しながら、モノを減らそうと思います。
捨て活をすると、物欲が抑えられるのは、買っても買っても満足できないことを、経験で知ったからです。
まとめ
衣類のリサイクル回収を町会が実施しているので、もう着ない服を袋にまとめました。
流行のコートや新しい服を見ると、目移りしますが、捨て活をすると物欲が抑えられます。
その理由は、いまあるモノで充分だし、買ってもすぐ飽きがくることがわかっているから。
物欲を抑えるために、部屋の片づけと捨て活が有効であることをお伝えしました。
関連記事をいかがですか
スポンサーリンク