読者の方から「捨てる基準」について、コメントをいただきました。
こんまりさんは「ときめくものだけ」、やましたひでこさんは「空間を生かして暮らしやすく」と、捨てる基準もそれぞれです。
私はコロナにより、「いつでも買える」とか「なんでもお金さえ出せば手に入る」ことが幻想であったと感じるようになりました。
コロナの収束が見えないなかで、モノを捨てる基準を考えます。
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把握できる分だけ 持つ
シンプルライフに方向転換したいけれど、捨てる基準がわかりません。
コメントをいただき、ありがとうございます!
捨て基準はむずかしいですね。
何しろ冷蔵庫やクローゼットに入っている食品や服は、すべて形を変えたお金です。
もったいなくて、当然ではないでしょうか。
買い物が好きで、飽きやすく、また性懲りもなく買い物をするので、お金が貯まらない。
買い物こそがわが人生とばかりに、ショッピングモールに出かけて、安物買いの銭失い。
ほかでもありません、数年前の私の話です。
家の中は、モノであふれていました。
それで、買わない生活や、買わないチャレンジをすることに。
家に余分なモノを入れない「買わない生活」は、何より節約になる。
そして、大量のモノを処分した大きな理由は私の場合、娘たちの結婚です。
モノがあふれた汚部屋だらけの家に、娘の婚約者を招くわけにはいきません。
- 本棚からあふれた書籍をブックオフへ
- クローゼットに入りきらない服は衣類リサイクルへ
捨てるのがもったいなくて、泣きました。
そして、自分がいかに無計画に、その時の気分でモノを買ってきたことを反省。
収納しきれないモノは、とにかく処分したのです。
捨てる基準
- クローゼットには礼服や、ジャケットなどのお出かけ着。
- 食器棚には、お客さん用のお皿やティーカップ。
- 押し入れは客用布団。
いま、わが家の悩みは、とりあえず仕舞ったモノの量が多いこと。
服を捨てる基準は、友達と会ったとき恥ずかしい服だったら、手放したほうがよいでしょう。
私は30年以上前のジャケットを着ることができるため、梅雨寒の日に羽織ってでかけました。
ケチ上手のつもりでしたが、やっぱりダサさに気恥ずかしい思いがしたのです。
ケチ上手には、修行が足りませんでしたね(@@;)
キッチン用品も見直しが必要で、手が届かない高い位置の吊り戸棚には、箱に入ったままの菓子器やギフト食器がぎっしり。
死ぬまで使い切れない量でした。
気に入らない食器は、少しずつ捨てています。
捨て活により、長女が私を見直す発言をしました。
そんなに仲が悪かったわけではありませんが、私と顔立ちと性格がそっくりな長女とは、反発し合う。
家の片づけは、人間関係を見直すきっかけになります。
コロナにより変化したこと
いろんな工場が生産を稼働させたので、また過剰なモノにあふれそうな社会ですが、コロナにより「もろさ」が露呈。
流通の問題がありますが、輸入がストップするとたちまち何もかも足りなくなる。
マスク不足で長時間も並ぶなんて……。
日本製のマスクが増えて、安心ですね。
輸入物と言えば、服の粗悪なことにがっかり。
私は6月に買って、何回も着ていない服が裂けたので、ショックを受けました。
これじゃあ、まるでゴミを買った気分です。
それならと30年前のジャケットを引っ張り出して着てみると、流行遅れのため堂々と胸を張れませんでした。
しまい込んでも、活用できないのは悲しい。
私はミニマリストを目指してはいません。
災害に備えた備蓄は必要だし、冠婚葬祭の礼服は貸衣装でなく、自分の服を着たいと考えています。
だから、捨てすぎないように。
ある程度、余裕を保ちながらモノを減らそう。
私は冬が厳しい東北地方に住んでいるので、コートなど防寒着が必需品です。
そして、オール電化住宅でないため、家の中は夏は蒸し暑く、冬は極寒。
衣類は、身を守るために大切です。
たまに、捨てすぎて着る服がないケースがありますが、それはムダな片づけと出費になるのではないでしょうか。
なにごとも、ほどほどが肝心です。
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1日1捨て
私はきょう、ノートを捨てました。
2014年に書いていた読書ノートと、雑感をメモ書きしたノートです。
突然死したら、日記やノートを遺族は読むものと考えた方が良いです。
ノートは、燃えるゴミとして出しました。
家の向かい側にゴミ置き場があるので、だれかがゴミを漁ろうとしたら解りますので、切り刻まないで出しました。
毎日、不要となったモノを捨てています。
手に取って、「要るか?要らないか?」
瞬時に判断して、減らすことを心がけています。
散らからないコツ
レジ袋が7月から有料となりましたが、私は助かっていることがあります。
それはキッチン回りが散らからなくなったこと。
以前は、食材を冷蔵庫にしまったら、レジ袋を乾かすため部屋に少し置いたままにしていました。
エコバッグや風呂敷を、バッグに常備しています。
忘れないように、どのバッグにも入れているんですよ、最低1枚は。
やはり、家の中に入る流れをせき止めると、散らかりは少なくなりますね。
- 手に取って、ときめかないものは捨てよう
- サイズアウトの服は、ダイエットしてもムリ
- 若作りの服はイタい印象
- 不安な人は捨てられないから、不安をまず手放す
不安な心理は、幻想がほとんどです。
「これがないと、暮らしに困る」とか、「心配だからとっておく」は、体の不調や認知機能の衰えと結びついています。
筋肉が弱ると、判断力も鈍るそうです。
さらに行動が鈍くなり、モノを捨てることが困難に。
筋トレやヨガで体幹を鍛えて、脳も活性化。
片づけには、判断力がポイントになります。
まとめ
モノを捨てる基準について、私の方法をお伝えしました。
- 流行を追う必要はないが、友達と会って恥ずかしい服は、衣類リサイクルへ。
- 食器や服は、収納できる分だけ持つ
- 自分が把握できる分だけにして、それ以外は処分する
判断力を養うために、メンタルも鍛えましょう。
www.tameyo.jp メンタルは、腸内環境や、筋肉量にも影響されます。
片づけや捨て活は、元気でないと難しい。
コロナ禍や災害にも備えて、ゆとりをもって毎日を送りたいですね。
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