生活コーデネーターである、きさいち登志子さんが書いた「100万円が1年で貯まるお片づけ」の本を読みました。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが監修をしています。
家計と片づけには、関連性があることは私も実感。
ズボラに暮らしていると、お財布の底が抜けたように出費が止まりません。
本の感想をお伝えします。
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3割は貯蓄ができていない
家計簿が苦手・収入が少なくても大丈夫!
あなたのとなりの貯め上手さんが、当たり前のようにやっている方法を紹介します。
表紙を飾る文字が心強い『100万円が1年で貯まるお片づけ』。
荻原さんによると、月々5万円×12カ月+夏冬合計40万円で、年間100万円の貯蓄を目ざすことは夢ではないとのこと。
貯め上手になる具体的な方法を、きさいち登志子さんが解説しています。
夫婦共働きのパワーカップルなら、難なく年に100万円以上を貯めることも可能でしょう。
しかし、世の中には薄給のうえに子どもが幼くて、フルタイム勤務ができないご家庭や、介護のためにパートで働かざる得ない方もたくさんいますね。
そして今は、金融緩和により空前の株高。
投資をしていない私のような人間は、資産が増えません。
つまり、持てる者と持たざる者との差がどんどん開く。
そもそも生活費を除いた種銭がなければ、投資はできない。
日本人のおよそ3割は、貯蓄ができていないと荻原さん。
貯蓄はあらゆるリスク防止になりますから、まずは1年で100万円をめざしましょう。
玄関と福の神
玄関は家の顔です。
そして、福の神がまずやってくる場所だと、本の中できさいち登志子さんが語ります。
- 古靴は捨てよう
- 古い飾りも整理を
- 履いて痛い靴も捨てる
中高年は、足指や足底が変形しやすい。
足に合わない靴を履いていませんか?
足が疲れる靴で出かけると、カフェや喫茶コーナーで一休みしたくなり、ムダな出費に。
また、膝などを痛めて医療費が増えるかもしれません。
健康に歩ける靴を残して、あとは「はじく」ことが大切です。
キッチンと金運
毎日ごはんを自炊して、食べるのがもっとも節約になりますが……。
キッチンが汚れ放題だったら、料理を作る気がしません。
本では、プロに任せるのも一案とのこと。
ブログ『ちょうどいいときまで』のアキさんが、ハウスクリーニングを利用されています。
キッチンがピカピカ♪
プロの技はすごいですね。
勝手にリンクを貼り、お許しを。
私の想像よりも費用は高くなくて、勉強になりました。
ありがとうございます。
私は築29年の古民家暮し。
掃除は苦手だったため、排水口がヘドロでびっくりしたことが(@@;)
こまめな掃除が一番です。
キッチンは、金運の要ですから。
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食材は使い切れ!
買い込んだ食材は、有効利用をして食品ロスを減らしたいですね。
そうすれば、食費を減らせること間違いなし。
外食が多いご家庭は、自炊を増やすだけでぐっと食費の金額が小さくなる。
職場にも、お弁当を持参すれば、なお家計に優しい。
なお、下記の記事は、帯広市の中国国籍・生活保護について北海道新聞から新情報があったので追記しました。
帯広市に中国人が大幅に増えてはおらず、中国国籍で生活保護を受給しているのは9人とのこと。
9人でも、住居費を合わせてひとり年間100万円以上の受給額となるはずですから、1千万円ほどの税金を使うことに。
海外在住の日本人が困窮しても、自国民が優先され、その国の救済が及ばないことがほとんどです。
全国の自治体の実態調査が、望まれるのではないでしょうか。
洗剤は1本化
キッチンの洗剤は、台所用洗剤と漂白剤があれば十分と、本にありました。
私は重曹とアルカリ電解水を持ち、ときどきステンレスの壁面を磨いています。
重曹
- 魚焼きのグリルの焦げ付き
- 食器の黒ずみ
- 鍋の焦げ
お酢スプレー
- シンクの水アカ
- ぬめり
水回りをきれいに保つと、マンションの部屋や戸建て住居が高く売れることがあるそうです。
同じような条件でも、カビや黒ずみがある家は買い叩かれるとのこと。
気をつけたいと思いました。
リビングの法則
モノの吹き溜まりとなりやすいリビングやダイニングは、お客さんの視点で俯瞰することがキレイを保つコツ。
とくにチラシやダイレクトメール・学校のプリントは目を通して仕分けして、要らないモノは即捨てを。
家族の写真や子どもの図画工作は、数を絞り、手放すことも考えて。
ため込んでしまうと、収拾が付きません。
汚部屋は家族に迷惑をかけて、嫌われる原因に。
古いビデオテープとともに、婚姻30年以上なので私は結婚式のビデオも処分しました。
リビングは客室として、魅せる工夫も大切。
突然の来客はコロナ禍のため、少ないでしょうが、リビングは片づけておきたい場所です。
服の量を減らす
「あ、老けて見える。似合わない。手放そう」
たとえお高かった服でも、年月を経て似合わなくなることはあります。
クローゼットのなかは、幸せにしてくれる服だけで満たしましょう。
私の冬のアウターは10年選手ばかり。
買わない生活をしているため、 着たきりスズメです。
- 冬は薄手のインナーに、ポリエステル素材のブラウス
- 春と秋は、ブラウス
- 真夏は半袖のブラウス
背が低いため、ブラウス を中心にしたコーデが多いです。
本には礼服や通勤服のレンタルを奨めていました。
たしかにレンタルすれば、クローゼットの服を減らしても良さそう。
いろんなお金を貯めるコツが満載の本です。
私は今のところ服のレンタルを利用していませんが、ダウンコートはおうちクリーニングで 節約しています。
貯蓄は無理なく着実に
本書によれば手取り月収35万円で、月々8~10万円を貯蓄する貯め上手さんがいるとか。
月に8万円を貯めることができれば、ボーナスがなくても年間96万円になります。
住宅ローンと教育費がかさむ時期は、貯蓄はそんなにできないかもしれません。
しかし、生活防衛費の300万円ほどを貯めることができれば、精神的なゆとりが生まれるでしょう。
わが家はギリギリ家計で長年、綱渡り状態が続きました。
子どもが就職し、住宅ローンを終えて、老後資金を貯めているところです。
見栄をなくして、暮らしを小さくすると維持費がかかりません。
貯蓄はできれば年収の20パーセントを目安にすると、良いそうです。
- 固定費(住居費・通信費・教育費・こづかい・ローン支払い・車両保険費・新聞など) 45パーセント
- 流動費(食費・水道光熱費・ガソリン・日用品・医療費・服飾費・娯楽費・美容費など)35パーセント
- 貯蓄 20パーセント
世帯の手取り月収が30万円なら、6万円を貯蓄し、24万円以内で暮らす。
手取り月収が100万円なら、20万円を貯蓄!
チャレンジしませんか。
まとめ
最近、部屋がごちゃついていて反省しきり。
片づいていないときは、出ていくお金が多い傾向のわが家です。
なので、『100万円が1年で貯まるお片づけ』は改めて勉強になりました。
日々の暮らしを大切にすると、知らず知らずにお金が貯まりそうですね。
わが家は昨年、旅行をしない分を貯蓄に回すことができました。
収入増を期待できそうにありませんが、この調子で今年も貯めていきたいと思います。
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